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日本舞踊公演開催!体験講座も実施!
2019-05-23 14:55

5月20日、モンゴル日本センターが雅な雰囲気に包まれました。

この日、日本舞踊家の睦 静紀先生と静紀先生が代表を務められています日本舞踊家集団「静紀社中 Shizuki troupe」の“チームモンゴル”の皆様、静紀先生のお弟子さんでいらっしゃる青木康子さん、岡菜穂子さん、中岡佳苗さん、伊藤実代子さんによる日本舞踊をご披露いただきました。

皆さんは、ご宿泊先のホテルから会場入りされるまでを“道中”として舞台姿で歩いてくださいましたが、モンゴルの皆さんにとっては初めて見る「本物」の着物姿や小道具が珍しく、多くの方が携帯電話のカメラで写真を撮られていました。

モンゴル日本センターの公演会場は、いつもの雰囲気とは違い静かで、特にモンゴルの人にとっては、間近で初めて見る日本舞踊への期待やワクワク感が感じられました。

公演一部は『「令和」の幕開け』。「令和」の時代が国内外ともに平和で健やかな世となるよう、新しい時代の幕開けを祝う曲を見せていただきました。

【ご披露いただいた曲】

「初春三番叟」、「鶴亀(千代のためし)」、「梅の寿」

公演第二部は『むかりのむらさき(縁の紫)』。

第二部では、春から初夏にかけて咲く紫の花の曲を拝見しました。

【ご披露いただいた曲】

・日本舞踊の代表曲「藤娘」

・雨に濡れた花の美しさを歌った「潮来(いたこ)あやめ」

・藤の花の美しさに魅了された娘たちの「藤の幻想」

・花咲く春の喜びに満ちた野山や里の様子を見せる「嵯峨の春」

ご公演の後は、12名のモンゴルの方が日本舞踊の体験をしました。この体験講座に参加された方はみんな、浴衣に着替えて、同行されていたプロのヘアメイクアーティストの方に髪の毛を結っていただき、かんざしもさして日本舞踊体験に臨みました。教えいただいた踊りは、ご公演の中で披露していただいた「潮来あやめ」の一部で、静紀先生に一つ一つの動きとその意味について解説していただきました。また着物の所作や手足の指先、ポーズの取り方まで教えていただきました。参加者の皆さん、覚えが早く、体験講座の最後には30分ほどの講座の中で教えていただいた踊りを皆で踊り、講座を終えました。

「日本舞踊」というと、日本人にとっても歴史があり古典的で、伝統的ある芸術で、遠い存在だというイメージがあるかもしれません。しかし、日本であろうとモンゴル・海外であろうと、本当の魅力や成熟された文化に触れ、また意味が分かると、グッと近いものとして感じることができます。一つ一つの振り付けに込められた思いは美しく、その美しさや主人公の機微が分かるようになると素晴らしいな、、、と思いました。

今回、静紀社中の皆さんは、ウランバートルにあるモンゴル国立近代美術館で開催された「日本モンゴル友好 改元記念 アートラベル芸術祭」において、かんざしアーティストの居野家 華枝さんと共にモンゴルに来られました。「日本舞踊を世界に広めたい!」と国内外で活動をされている静紀先生。本当にありがとうございました。