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デジタル図書館とは
2020-05-15

 デジタル図書館とはデジタル情報を収集・整理・保管し、提供するサービス全般をいう。電子書籍・新聞・雑誌、古典資料、芸術作品、WEBページ、画像・映像・音源など対象となる情報の種類は限定しない。

 WEB上の情報は、従来の図書館のように体系付けられていないが、人類の知識を蓄積・提供する一種の巨大なディジタル図書館と捉えることができる。

 デジタル図書館が扱っている情報の利点は検索できることである。そして情報の内容から自動的に分類でき、隠れた知識を発見する。さらに、利用者に合った情報を推薦でき、さまざまな情報源を統合利用することができる。

 歴史書類を分析し、知識を得られるのは重要なことである。より膨大なテキストを短時間で早急にテキスト分析できることが高く要求されている。この場合は、もちろんコンピュータは早急に操作できるので適している。既存の歴史書類をコンピュータで分析でき、その書類を完全に表示するデジタル版の存在はもう一つの要求である。

   近日中、モンゴル文字で書かれた少数の歴史書類はデジタル化され、公開された。

   デジタル化された歴史的モンゴル文字書類から古代・現代語辞書を使って人物名や地名等の固有表現を検索でき、情報を得られる。

    13世紀から16世紀までのデジタル化された古代モンゴルの歴史書類「Huraangui Altan tovch - An abbreviated version of the Golden History」及び「Asragch Nertiin Tuuh-The Story of the Asragch」の情報を

https://www.dl.is.ritsumei.ac.jp/tmsdl/library?a=p&p=home&l=en&w=utf-8

から抽出してできる。

 現在、使用可能な少数の電子辞書の一つはツェベル氏の辞書である。約30000語を含む古代・現代モンゴル語辞書は現代モンゴル文字および伝統的モンゴル文字で書かれている。こちらを使用してある。

 

出典:

https://www.dl.is.ritsumei.ac.jp/dl-lab-intro2018.pdf

https://www.dl.is.ritsumei.ac.jp/info.html