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最近モンゴル人がよく旅行するモンゴルの観光スポット3選
2021-06-30

今、世界中がコロナ禍にあり、自由に旅行ができない状況ですが、いつかモンゴルへ旅行したい!と思っているあなたへ!

インターネットで「モンゴルの観光スポット」と検索すると様々な場所がヒットします。しかしそれらを見ると、ほとんど同じような場所で、

皆がよく知っている観光スポットだと思います。

そこで今回はモンゴル人にもあまり知られていない観光スポットについて簡単に紹介しようと思います。

 

一つ目:ヒャルガス湖のヘツーハダ(Khetsuu khad Rock); ウブス県

ウブス県はモンゴルの西部に位置し、ウランバートル市から1,336km離れている。海抜936m地点に位置する。
「ウブス」という県名は、モンゴル最大の湖であるウブス湖*にちなんで名付けられた。ウブス県は湖が多い
ということで知られており、モンゴルの自然の美しい場所の一つである。ヒャルガス湖は同県のヒャルガス郡、
ザブハン郡、ナランボルガ郡、ツァガーンハイルハン郡、マルチン郡にまたがっている。海抜1,028m、
面積は1,407㎢である。最深部は80メートルである。湖の浜にはハラ・テルメス温泉がある。
お勧めの「ヘツーハダ」はヒャルガス湖の東部にあり、長さ57㎞、高さ20mの「ヘツー・ハド(Khetsuu khad 
Rock難しい岩石)」という水下岩石である。この岩石の頂上は水下・水面から出ていて島のように見えることが
特徴であり、渡り鳥の楽園で巣を作るのに安全な場所となっている。そして最も重要なことは、ヒャルガス湖
には、ウグイ亜科、オスマン湖、モンゴルのグレイリング、デイスなど、鳥の素晴らしい食料源となっている
魚種が豊富にあることである。
 また、ヒャルガス湖の周りにはいくつかの泉があり、さまざまな種類の健康問題を治療するために適した
ミネラルウォーターと泥があるが、残念ながらそれらを使用したスパリゾートはほとんどない。また、
ヒャルガス湖の南5kmの場所にアイラグ(Airagと呼ばれる小さな湖がある。
 Airag湖の余剰水は、幅200300mの運河を経由してヒャルガス湖に流れ込んでいる。 
* ウブス湖・・・10,688.53㎢、日本で一番大きな湖「琵琶湖」669.26

 
二つ目:ウラーグチーン・ハラ湖(Ulaagchiin khar nuur); ザブハン県
ザブハン県はモンゴル国の北西部に位置し、ウランバートル市から984㎞離れている。 ザブハン県も自然の美しい ところがたくさんあるが、その一つはウラーグチーン・ハラ湖
(Ulaagchiin khar nuur)である。ザブハン県のエルデネハイルハン郡より北東80㎞先にある。 
金色の砂丘と雪をかぶった山に囲まれた、世界で最も古い湖の1つと見なされている。
北に砂丘、南にジャハン湖、トブホシ山に囲まれている。湖の深さは48m、長さは30㎞。 オームリとフレドという2類の魚が生息し、13類の渡り鳥が来る。湖の周辺に美しいシュンフ花が生える。 
この湖は2010年から厳重に保護されており、モンゴルで最もユニークな自然の風景と淡水湖の1つ
であると言える。

 
7月には湖のほとりで遊牧民文化祭と呼ばれる素晴らしいお祭りが開催される。近くの地域から地元の
遊牧民が集まって、彼らの遺産と文化を披露するので、古代にタイムトリップし、遊牧民の暮らしや
ユニークな文化を体験することができる。 またこの湖の周辺でやるべきことの1つは、写真撮影である。
美しい自然の風景とともに、競技会、パフォーマンス、遊牧民文化祭のショーなどをぜひ写真に
おさめていただきたい。
三つ目:ブイル湖(Buir nuur); ドルノド県
ドルノド県はウランバートル市から東へ600kmの位置にある。 ブイル湖は、ハルハゴル郡から北西へ
65 ㎞に位置する砂で囲まれた淡水湖である。モンゴルの東部地域における湖の中で最も大きなこの
湖は、面積は615㎢、平均水深は610m、最も深い所の水深は1050mである。
南岸には、波によって形成された高さ35mの砂ダムがあり、その間に小さな湖も形成されている。 ハルハ川がブイル 湖に流れ込み、オルチョン川が流出する。ブイル湖の岸辺に沿って柳などが 密生している。 ブイル湖には魚が多く生息しており、周辺の住民が漁業を営んでいる。 この湖を訪れたならば、ぜひ湖の岸辺から 夕暮れの絶景を見ていただきたい。

あなたはどこに旅したくなりましたか?

いつかモンゴルにお越しになった時には、ぜひ、旅行してください。